2022年06月16日

小野川沿いを歩く (その3)



この辺りからいかにも雰囲気のある古民家が随所に見ることが出来る場所。
そして、ここは酒蔵だ。

東薫酒造なのかな。



事務所兼、販売所。



中庭に通じる通路に置いてある菰が掛かった酒樽。

いいね。



直販所に入る。

お土産に買ってゆきたいところだが、電車で来ているし、歩き回る予定なので、買えない。
残念。

せめてワンカップタイプでも...。



ということで、生酒のワンカップを買う。

外に出て、まずはクイっとひと飲み。
旨い。

そしてそれから歩きながらチビチビ。
お行儀が悪いけれど、たくさん歩き回りたいので、立ち止まっているのは勿体無い。

東薫酒造 =http://www.tokun.co.jp/



東薫酒造のはす向かい。
なにかのお店のようだ。

いい感じ。

そろそろ忠敬橋に近いようだ。
それなりの古民家や旧商家などの建物が目立ち始めた。

いい雰囲気。
ゆっくりこの辺を歩いたのは初めてだな。

東薫酒造も初めて知ったし。
なんとなく酒蔵があったのはうろ覚えで知ってはいた。
ちょっと久留里と重ねているワタシ。

川越にも雰囲気は似ているかも。

でも川越程派手じゃないのが佐原のいいところ。



ここはなんだろう。
ずいぶん広々とした敷地。

そして酒造のような大きな建物。

でもこれは一見、古びた佇まいをしているものの、新しい建築物だ。

敷地に入ってみる。



ほほう。
NIPPONIAというホテルとレストラン。

へえ、知らなかった。

更に、この文章を見ると、馬場酒造の実際に使っていた酒蔵をリノベしたそうだ。
へえ。
そうなんだあ。
凄いなあ。

なにかの機会に泊まるまでは行かないけれど、レストランは利用してみたい。

上の写真をクリックすると拡大します。
横1700ピクセルだからデータ重いかも。
戻る場合はブラウザの戻るボタンを...。



忠敬橋への方向へ少し行って、と言ってもすぐのところの路地を入ったところに風呂屋が見えたので、行ってみる。

ごくごく昭和三十年代頃の普通の風呂屋。




ちゃんと現役のようだ。

そして博物館も兼ねている。



煙突の下部。
お隣さん(?)の敷地から。



先ほどの東薫酒造の並び、ほんの50mくらい離れたところに馬場本店酒造。

こちらのほうがやや立派な造り。
奥へのアプローチが緩くカーブしていてかっこいい。



別の酒蔵の酒だけど、背景に馬場本店酒造。

ネットで調べると、もうひとつ酒造があるんだな。
さすが米どころ。



ここにもポストが...

雨水を貯めておく石の容器もある。
さすがだな。



酒蔵(工場)のほうへちょっと入ってみる。

本当はちゃんと直売所のスタッフさんに声を掛けてゆかねばならないんだけど。
見当たらなかったもんで...。
すみません。



もうちょい奥へ行くとレンガ造りの煙突が見える。

ここで、引き返す。

あ、スタッフさんに見つかってしまった。
ぺこりと挨拶をする。

ごめんなさい。



道路を挟んだところの蔵。

やはり馬場本店さんの所有なんでしょうかねえ。

更に忠敬橋方面へと向かう。



ここもなんかのお店のようだ。



忠敬橋方面に向かって、右側の通りに入ってみる。

またMIPPONIAの暖簾が...。



若い女性のグループが散歩している。



この道はなかなか渋い。

ずっと以前にこの近辺は歩いたことがあるような気がする。



武家屋敷のような佇まい。

何かの商売で財を成した、そんな感じの邸宅。

でも、レストランをやっているような感じ。
ここも古民家再生の一環のようだ。



へえ。

店は閉まっているが、お土産に買ってみたかった。



わー。渋いなあ。
もう。

こんなに古い商家や、蔵や、古民家がたくさんあったっけ?
凄いわ、佐原。

見直した。

川越なんかの比じゃないよね。
これらも古民家再生プロジェクトの皆さんのお陰なんだろうね。

素晴らしい。






立て続けに登場する古い建築物に圧倒されつつも、こうして古い町並みを歩くのはもう楽しくてしょうがない。
時間が許す限りとことん歩き回りたい。



小野川。

おっと、うっかりと小野川へ出てしまった。
小野川は後で、忠敬橋を基点にして歩いてみたかったのだ。

ま、いいか。

また、この西側の奥の旧商家街に入る。

小野川沿いはまた後でゆっくりと歩く予定。



右側に土蔵のような、工場のような建物が出てきた。



これだ、これだ。

ワタシのぼんくらなアタマの片隅にも薄らと記憶している。
間違いなく以前来たことがある風景。



ん??
これは現役の生あん工場なのか?

それとも、かつてここがそうだったのか、ちょっとわからない。




ネットで調べると、与倉屋大土蔵という名称で、明治の頃に建てられたそうだ。
最初は醸造業の工場、のちに、製粉業、大戦中は兵器庫に転用、大戦後は米の貯蔵庫、現在は倉庫業になり普段は一般公開していないそうだが、イベントに活用されたりとまだまだ活躍しているということ。

凄いなあ。

佐原の財産だな。



この小野川から一本入ったこのストリートはとにかく素晴らしい建物がずらりと並んでいて素晴らしい。
改めて感動した。




この商家は中も見せてくれている。




どこをどう回ったか、よく分からないけれど、いくら回っても飽きない、そんな風景。

実に楽しい。
もう一度訪れたい。

古民家を活用した色々な店が夕方に近づいてクローズしかけている。
今度訪れて時はもっと余裕を持って、そして予習をしてからにしたいもんだ。

2022.6.16
posted by 幕張のおじちゃん at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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