NHKスペシャル 彼女は安楽死を選んだ
[総合] 6月2日(日) 午後9:00〜9:50
観るつもりはなかったのだが、観てしまった。
人が死ぬのをリアルタイムで映像化している。
そのシーンを編集でカットしてではなく、まさか完全に放映するとは。
こんなの初めて観たよ。
衝撃。
とは言え、眠るように死んでゆく。
愛する家族(姉たち)に看取られて。
全身が痛くて、やがて呼吸器無しでは生きられなくて、そして自分の意志を伝えられなくなって、生きているのが、辛くて、辛くて、「私が私であるうちに」死にたい。
それが日本では許されない。
だからスイスへ。
しかし、安楽死を認めていない日本には遺体を持ち帰れない。
遺灰はスイスの川に流された。
暫くは色々考えてしまう。
2019..6.2
[総合] 6月2日(日) 午後9:00〜9:50
安楽死が容認され海外からも希望者を受け入れている団体があるスイスで、私たちは初めて日本人の安楽死をテレビカメラで記録した。3年前に、全身の機能が失われる神経難病と診断されたAさん。歩行や会話が困難となり、医師からは「やがて胃瘻と人工呼吸器が必要になる」と宣告される。その後、「人生の終わりは、意思を伝えられるうちに、自らの意思で決めたい」と、スイスの自殺幇助団体に登録した。 安楽死に至るまでの日々、葛藤し続けたのが家族だ。自殺未遂を繰り返す本人から、「安楽死が唯一の希望の光」だと聞かされた家族は、「このままでは最も不幸な最期になる」と考え、自問自答しながら選択に寄り添わざるを得なくなった。そして、生と死を巡る対話を続け、スイスでの最期の瞬間に立ち会った。 延命治療の技術が進歩し、納得のいく最期をどう迎えるかが本人と家族に突きつけられる時代。海外での日本人の安楽死は何を問いかけるのかを見つめる。 |
観るつもりはなかったのだが、観てしまった。
人が死ぬのをリアルタイムで映像化している。
そのシーンを編集でカットしてではなく、まさか完全に放映するとは。
こんなの初めて観たよ。
衝撃。
とは言え、眠るように死んでゆく。
愛する家族(姉たち)に看取られて。
全身が痛くて、やがて呼吸器無しでは生きられなくて、そして自分の意志を伝えられなくなって、生きているのが、辛くて、辛くて、「私が私であるうちに」死にたい。
それが日本では許されない。
だからスイスへ。
しかし、安楽死を認めていない日本には遺体を持ち帰れない。
遺灰はスイスの川に流された。
暫くは色々考えてしまう。
2019..6.2