2022年09月20日

ネットから ちょっとおもしろいんで転載 m(__)m

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私の話ではありません。あしからず。

レオナルド熊さんが若いころの話です。

浅草で活動しながらも仲間たちと同様借金を方々からしていた熊さんは(なんかこう書くとかわいいですね)、そのうちヤクザから取り立てをうけるようになりました。ヤクザは熊さんがいる劇場の楽屋までおしかけてきます。しかし、熊さんはそれにかまわず楽屋で仲間とマージャンをうつのみでした。ヤクザが「そんなことをしている暇があるなら金をかえせ!」というのですが、「だってないものは仕方ないじゃないですか」としかいえません。ヤクザもたしかに仕方なくそれ以上はいえません。

そうした日々をくりかえしていたとき、いつものようにヤクザが楽屋におしかけてきたのですが熊さんたちはあいかわらずマージャンをうつのみです。「ほんとうにてめえら、それしかやることがねえのかよ。金はいつ返すんだよ…おい、おまえ、そこはポンだろ!」とマージャンに口をはさんでくるようになりました。

そうしているうちにヤクザが「おい、腹へったな。なんか食うものはねえのかよ?」との問いに「お金ないですから、なにもないですよ」と熊さんがこたえると「しょうがねえなあ…おい!出前とるからよ、お前らなに食いたい?」と出前をとってくれたこともあったそうです。

最後には「熊、おまえは本当にいいやつだ。借金は俺がどうにかする。これからもがんばれよ!」とすっかりなじんで帰ってしまいもうこなくなった、ということがあったそうです。

ヤクザが借金を自腹でたてかえるなんてあるかなあ、とすこし疑問になる話ですが大筋は事実のようです。以上、感情で借金取り立てという仕事を達成できなかったヤクザの話です。でもそっくりそのまま事実なら、なにかにくめませんよね。

posted by 幕張のおじちゃん at 08:57| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記